Internal Notebook CEIBA editions

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長谷川美祈は2015年度にRPSで開催されたオランダのブックデザイナー、トゥーン・ファン・デル・ハイデン、サンドラ・ファン・デル・ドゥーレンとRPS後藤由美によって開催されたワークショップ「Photo Book Masterclass」に参加し、本作『Internal Notebook』の前身となる『Quiet…』に取り組みました。
その後RPSの後藤由美によるメンターシップで更に推敲を重ね、アーティストブック『Internal Notebook』を限定66部で刊行、それを記念してRPSでは企画写真展を開催しました。

66部は既に完売しましたが、イタリア ルッカで行われた国際写真祭PHOTOLUXの主催によるPHOTOBOOX AWARD2017にて特別賞を受賞した縁から、今回、イタリアの出版社CEIBA EDITIONSとのコラボレーションにより500部を刊行することになりました。表紙や綴じは新たな装いになり、手製本の本編にやや編集を加え、言語は日英併記となり、オリジナルの世界観をほぼ完全に再現したCEIBA版となります。

 

 

自身の娘に虐待をしてしまうのではないかという不安から、長谷川は、児童虐待問題のリサーチをはじめました。子どもの頃に虐待を受けて育ってきた当事者の方々にインタビューし、現在の肖像と共に、日記やノート、また子どもの頃の写真や当時の記憶を呼び起こすものを撮影し編集しました。加害者になり得る親である長谷川が、虐待を受けたかつての子ども達の眼に見えない苦しみや傷みの視覚化を試みた本です。

『Internal Notebook』
2016年3月、日本小児科学会は全国で350名の児童が虐待によって死亡したという推定を発表した。厚生労働省での集計では、無理心中も含む児童の虐待での死亡は年間90人前後だった。260人もの児童の死亡は見逃されている。
3歳から暴力、暴言を受けて育った女性は後遺症で聴覚を失った。5歳の時、父からの暴力で弟を亡くした男性は、その後も暴力を受け続けた。小学校2年生で一万円札だけを置かれ、一人で生活をし水道、ガスが止められた女性は、自ら児童相談所に助けを求めた。

私が出会った彼ら、彼女らは言う。「私には目に見える大きな傷やあざは残っていない。長年受け続けた暴力や暴言、精神的な支配、性暴力、人格否定、ネグレクトは目に見えないけれど消えることのない大きな傷を残している。悔しいけれど、この苦しみは誰にも分からない。」と。皆、うつ病を発症したり、自傷行為、解離、パニック、PTSDなど様々な疾患を呈するが、その傷は、見ようとしなければ見えない。そして、理解されない心の苦しみをノートに綴り続けていた。

「Internal Notebook」は、虐待を受けて育った子どもたちの内面的な心の叫びのノートである。私は彼、彼女らが綴った日記やノートと共に、現在の肖像を撮影した。また、子どもの頃の写真や、当時の記憶を呼び起こす物から親たちの存在を表そうと試みた。しかし、そこから想像出来る親たちの存在は、私達と何も変わらないように思えた。
この本の中にあるのは、親への憎しみや恨みだけではない。自分への怒り、どうにもできない悲しみ、それでも親を赦さなければいけないのではないかと自分に問いながら必死に生き続ける姿だ。そこには、自らを苦しめたのは親以外の社会の大人でもあったという事実も見えてくる。

長谷川美祈「Internal Notebook」
◎228ページ、言語は日英の併記
◎サイズ:高さ178mm x 横幅228mm x 厚み32mm
◎ページ数、収録写真数:228pages / 88photographs / 16inserts / 17folds
◎制作限定数:500部
◎署名入、RPS特典付きとして、写真集を刷った印刷所で両面に重ね刷りされたシートがつきます、B2程度の大きさに裁断してあります。実際の本には収められてはいない絵柄となっています。絵柄の指定は出来ません。

ご注文を頂き、お振込の確認が出来次第発送させて頂きます。
尚、発送時にはとくにご連絡をいたしません。
※こちらのご注文は本の完成の時期7月中旬以降、順次発送となります。ご予約後間もなくのお届けにはなりませんのでご注意下さい。
価格:8,240(税込価格、送料別途830
ご希望の方は、ご注文時のメール件名に必ず、「Internal Notebook」注文希望とお書き下さい。
①お名前(フリガナ※銀行振り込み人名義が異なる場合は必ずその旨を明記してください)
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⑤ご希望部数
⑥ギャラリーで受け取りを希望の方はお知らせ下さい。とくにない場合は発送扱いとさせて頂きます。

ご注文はinternalnotebook@reminders-project.orgで受け付けます。
尚、ご注文を頂くだけではご注文完了となりません。ご注文の確定は代金のお支払い後となりますので、メールでお送りするお支払い、お振込案内をご確認の上、ご対応お願い致します。メールをお送りしてから1週間以内にお支払いの確認が出来ない場合はご予約確定とならず、自動的にキャンセルとなる事があります。予めご了承下さい。
尚、ご面倒でもお振込後にメールでご連絡頂けますと、その時点で確定の処理をさせて頂きます。よろしくお願いします。

本は2019年7月に発売予定です。入荷次第、お振込確認の出来た方から順次発送していきますので、今しばらくお待ちください。発送、お渡しの目処は7月中旬以降を予定しております。



Internal Notebook (Sold out! )

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SOLD OUT !!  Thank you so much!


Internal Notebook

 

In March 2016, the Japanese Academy of Pediatrics announced that they estimated 350 children across the country died due to abuse. According to the Ministry of Health, Education, and Welfare’s tally, roughly 90 children per year die due to abuse, including forced double suicide. So 260 children’s deaths are being overlooked. 

This girl, who experienced violence and abusive speech in the home from the age of 3, is suffering hearing loss as an aftereffect. This boy’s younger brother was killed by their father when he was five, and he continued to suffer physical abuse after that. When this girl was in the second grade, she was left to live alone with only a 10000-Yen note, with no water or electricity supply, and she personally requested help from Child Services.

The men and women who I met told me : “I wasn’t left with any large, visible scars or bruises. The physical violence and abusive language I experienced for many years, the mental control, the sexual abuse, the negation of my individuality, and the neglect, aren’t visible, but they leave major scars which don’t go away. It’s hard to take, but other people can’t see this pain.” They suffer depression, self-harm, dissociation, panic attacks, PTSD, and other ailments, but one cannot see these injuries unless one actively looks for them. And they have written in notebooks about their hard-to-understand emotional pain.

The “Internal Notebook” is a notebook of the emotional cries of children raised in abusive homes. I have taken portraits of them, along with the diaries and notebooks they have kept.
I have also tried to show what their parents were like by arranging their childhood photographs and important possessions that evoke memories of those days. It seemed to me that their parents were no different from the rest of us in thinking that we were normal parents.

The people in this book do not only feel hatred and resentment toward their parents. There are those who feel anger at themselves, unchangeable sadness, and even question whether they must forgive their parents as they desperately keep themselves alive. So we can see that the ones who tormented them were not just their parents but other adults in society as well.

MIKI HASEGAWA

Hardcover: 184 pages+Family album archival:25pages
101 original images, 71 Family album archival images
Languages: Japanese and English edition
Size: 232mm x 170mm
66 editions only (all made to order) all signed and given the edition number by the artist
Photo/ Text / Edit / Print / Bookbinding :Miki Hasegawa
13,000 JPY (plus shipping fee)
English proofreading by Steven V-L Lee, Miyuki Okuyama

**IMPORTANT: This artist book will be made to order all process by the artist, to complete and dispatch your order, it may take two to three months. You’ll be notified when it’s dispatched by Japanese Postal service via email. 

Concept, edit and art-direction: developed in the 2015 photo book making masterclass by Yumi Goto, Sandra van der Doelen and Teun van der Heijden, in collaboration with Reminders Photography Stronghold.

Along with the launch of this book, Hasegawa opens her solo exhibition “Internal Notebook” from November 3th to 26th.

This books so far shortlisted and awarded by following organizations.
Kassel Dummy Award (Kassel, 2017)
Special mention:
PhotoBoox Award, Photolux Festival (Lucca, 2017)
Unseen Photo Fair Dummy Award(Amsterdam, 2017)
Winner:
The 7th Dali International Photography Exhibition Publication Award (Dali, 2017)

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Internal
Notebook

 

2016年3月、日本小児科学会は全国で350名の児童が虐待によって死亡したという推定を発表した。厚生労働省での集計では、無理心中も含む児童の虐待での死亡は年間90人前後だった。260人もの児童の死亡は見逃されている。

3歳から暴力、暴言を受けて育った女性は後遺症で聴覚を失った。5歳の時、父からの暴力で弟を亡くした男性は、その後も暴力を受け続けた。小学校2年生で一万円札だけを置かれ、一人で生活をし水道、ガスが止められた女性は、自ら児童相談所に助けを求めた。

私が出会った彼ら、彼女らは言う。「私には目に見える大きな傷やあざは残っていない。長年受け続けた暴力や暴言、精神的な支配、性暴力、人格否定、ネグレクトは目に見えないけれど消えることのない大きな傷を残している。悔しいけれど、この苦しみは誰にも分からない。」と。皆、うつ病を発症したり、自傷行為、解離、パニック、PTSDなど様々な疾患を呈するが、その傷は、見ようとしなければ見えない。そして、理解されない心の苦しみをノートに綴り続けていた。


「Internal Notebook」は、虐待を受けて育った子どもたちの内面的な心の叫びのノートである。私は彼、彼女らが綴った日記やノートと共に、現在の肖像を撮影した。また、子どもの頃の写真や、当時の記憶を呼び起こす物から親たちの存在を表そうと試みた。しかし、そこから想像出来る親たちの存在は、私達と何も変わらないように思えた。

この本の中にあるのは、親への憎しみや恨みだけではない。自分への怒り、どうにもできない悲しみ、それでも親を赦さなければいけないのではないかと自分に問いながら必死に生き続ける姿だ。そこには、自らを苦しめたのは親以外の社会の大人でもあったという事実も見えてくる。

◎冊子:184ページ+家族アルバムアーカイブ25ページ
◎写真101点+家族アルバムアーカイブ71点
◎言語:日本語版もしくは英語版
◎サイズ:232mm x 170mm
◎部数:66部
◎写真・編集・印刷・製本: 長谷川美祈
◎プルーフリーディング : Steven V-L Lee, 奥山 美由紀

本書はリマインダーズ・フォトグラフィー・ストロングホールドにて2015年に開催されたトゥーン・ファン・デル・ハイデン、サンドラ・ファン・デル・ドゥーレンと後藤由美によるワークショップ「フォトブック・マスタークラス」において、コンセプト、編集、アートディレクションを発展させて制作されました。

◎価格:13,000円 全エディション、署名入り(送料700円)
ギャラリー営業時のお受け取りも可能です。その場合は送料不要となります。その場合は受取方法を必ず明記してください。特にご希望のない場合は発送させて頂きます。

ご注文時のメール件名に必ず、「Internal Notebook」注文希望とお書き下さい。
①お名前②住所(必ず〒番号を入れて下さい)③電話番号④Eメールアドレス⑤日本語、英語の希望選択⑥ギャラリーで受け取りを希望の方はお知らせ下さい。とくにない場合は発送扱いとさせて頂きます。
ご注文は internalnotebook@reminders-project.org
で受け付けます。

尚、ご注文を頂くだけではご注文完了となりません。ご注文の確定は代金のお支払い後となりますので、メールでお送りするお支払い、お振込案内をご確認の上、ご対応お願い致します。お支払いの確認が出来ない場合はご予約確定とならず、自動的にキャンセルとなる事があります。予めご了承下さい。

 

注文が入ってから制作を開始、完成次第、発送となります。

この制作を記念しRPSでは11月3日から26日まで企画展開催と同時に刊行を予定しています。

このアーテイストブックは、Kassel Dummy Awardにおいてショートリストに、Photolux Festival(イタリア)におけるPhotoboox Award, Unseen Dummy Award(オランダ)において特別賞を受賞。第七届大理国际影会(中国)においてBest Publication Awardを受賞しました。

本写真集は11月3日から26日までRPSで企画展開催と同時に刊行を予定していますので、11月に入ってから制作を開始、完成次第、発送となります。ご注文確定間もなくのお届けにはなりませんのでご注意下さい。発送に2~3ヶ月かかる場合もございますので予めご了承下さい。

 

 



THE PATH OF MILLION PENS (Sold out! )

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TITLE :  "THE PATH OF MILLION PENS"

PHOTOGRAPHER :  MIKI HASEGAWA
TEXT BY : MIKI HASEGAWA
LANGUAGE OF TEXT :  Japanese / English
ISBN :  None
PUBLISHER : Self-publishing
CITY OF PUBLISHER : JAPAN
YEAR PUBLISHED : 2014
BINDING : SOFTCOVER, JAPANESE BINDING
NO. OF PAGES : 82
NO. OF ILLUSTRATIONS : 82

TYPE OF ILLUSTRATIONS : FOUR-COLOR
TRIM DIMENSIONS : 182 × 257mm
100 editions only, it also comes with a postcard.  
DISTRIBUTOR  :  REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD

When I got married, my surname changed.
 And when I gave birth, I was referred to only as "Mama." Who was I?
Searching for my true self, I pulled out a picture album from my childhood that was stashed in a cardboard box.
As I turned the pages, I felt my memory coming back to me.
 I also found albums that belonged to my mother and grandmother.
The episodes come together and became a family history.
This family history was a proof of my existence.
 
 

 

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タイトル:THE PATH OF MILLION PENS

結婚したら苗字が変わった。出産したら、「ママ」としか呼ばれなくなった。私は一体何者だったのか?自分を探す為にダンボール箱にしまわれていた、幼少時のアルバムを出してた.めくる度に記憶がよみがえる。祖母や母のアルバムも探し出した。いくつものエピソードが重なり合って家族史になっていた。家族史が私の存在を証明してくれた。





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 *  ついに、手製本が完売していた写真集「Internal Notebook」がイタリアの出版社CEIBA editions 版となり
   オンライン予約開始しました。日英表記になっております。こちらから、詳細をご覧の上、ご注文よろしくお願いいたします。

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  返事がないなという方、お手数ですが迷惑メールのフォルダもご確認を、
  または再度メッセージを頂ければ別アドレスからお返事もできると思います。何卒よろしくお願いいたします。
*  メッセージをたくさん頂いており、誠にありがとうございます。
  できる限り早くお返事をしていますが、少し遅れてしまうこともあるかもしれません。
  申し訳ございませんが、少々お待ちください。よろしくお願いいたします。

  *「Internal Notebook」オンライン販売開始しました! → 完売いたしました。ありがとうございました。
  *  We're now open for pre-order for my new photobook 'Internal Notebook' . → SOLD OUT !!  Thank you so much!

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